グループ・アプローチ
1. 非構成型グループ・アプローチ
5名〜8名の参加者が車座になり、対話を通して自己理解や他者理解を深める。
→人間関係研究会、グループ研究会、パーソンセンタード・アプローチ研究所に所属する他、
ファシリテーター研究会の代表として、実践と教育、研究をしています。
(2) Tグループ
“今ここ”での人間関係に気づき、自分のことやグループ/集団についての理解を深めるアプローチ。
6名〜8名による対話を中心としたセッションと、参加者全員一同に介してのグループワーク、小講義などからなる。
→JIELや南山大学でのTグループにお声がけいただくかたちで実践しています。
2. 構成型グループ・アプローチ
(1) 構成型エンカウンター・グループ
セッション毎にアクティビティやワークがファシリテーターによって提案され、
体験とふりかえりを通して自己理解や他者理解を深める。
→ボランティア研修会等一般の方対象の研修会で、このアプローチを用いて
体験的な学びの場を作っています。
(2) ペアレント・プログラム
育児に不安がある保護者、仲間関係を築くことに困っている保護者などを、
地域の支援者が効果的に支援できるよう設定された、グループ・プログラム。
(3) ACTすこやか子育て講座
心理の視点から開発された体験型の育児講座。虐待防止プログラム。
(4) ラビング・プレゼンス
日常のコミュニケーションや人間関係の中で、マインドフルネスの意識を積極的に活用し、
自分も相手も一緒に元気になることができるコミュニケーションの実践方法。
→支援職対象の研修会の際に、ワークとして導入。
(5) ボディ・プロジェクト
認知的不協和を起こすことで身体イメージを受容する方法を概説したものです。
介入プログラムは言語・筆記・行動によるエクササイズから構成され、参加者は週に1 度の
計 4 回のセッションにおいて、
女性に浸透しているやせ理想を自分から積極的に批判的に評価し、
それを表現してもらうことになります。
3.半構成型グループ・アプローチ
(1) COS-Pプログラム(「安心感の輪」子育てプログラム)
わかりやすい映像や図表を盛り込んだDVD教材を活用する心理教育プログラムです。
標準的には8週間で、柔軟な人数のグループに(個別から20組ほど)実施できます。
セッションでは、心理教育用のDVDを視聴しながら、ファシリテーターと内省的な対話をします。